2011年9月17日土曜日

Eight Bells Inn@コッツウォルズ宿泊記3(Chipping Campden)


 コッツウォルズ3泊目は、チッピングカムデンのエイト・ベルズ・イン

チッピング・カムデンは、コッツウォルズの中でも、より黄色いはちみつ色の石がとれるところであり、弱い雨で濡れた町並みは、まさしく蜂蜜色に染まっていました。

そんな町中にある本日のお宿のエイト・ベルズ・インを見つけるには、町中の駐車場で、よーーく地図と睨めっこをしてから、車を走らせると、小さな看板を見つけることが出来ました。事前にGoogleのストリートビューで見つけていたのですが、どうも、実際と頭の中で一致しませんが、何とか見つかりました。この町も、端から端まで徒歩10分ぐらいの中規模の街です。
14世紀に遡る歴史のあるエイト・ベルズ・インは、17世紀に建て替えられましたが、今回の旅行で泊まる、最も歴史のある建物です。

ここは、ホームページから予約したのですが、オンラインですぐ結果がわかるタイプではなく、メールで2~3回のやり取りが発生します。
-> ○日空いてますか?できれば、___の部屋が良いんだけど。
<- 空いてるよ。クレジットカード番号教えてくれ。
-> ハイよ。(一応暗号をかけて送る)
-> さっきのパスワードは___だ。
<- 手続き終了。待ってるぜ。
てな、感じです。

さて、ここはパブ+宿泊施設という、イギリスの田舎の正統派のパブです。もちろんチェックインもパブのカウンターで、行います。予約したのは ROOM 7 の屋根裏部屋のような部屋です。さて、チェックインも名前を確認すると、さっそく部屋に案内され、これ書いといて。と、宿帳を1ページ渡され後程パブに持ってゆきます。

部屋は、階段を上がるとすぐドアがあり、部屋の中に長い廊下があります。何と廊下の目の高さより下に木の梁があるではないですか。気を付けないとぶつかってしまいます。高さを有効活用した良い作りです。
部屋からは中庭とパブの厨房が見えます。明らかに傾いている床と広いバスルームが気に入りました。

もちろん、伝統の古いパブでビールを楽しまなければここに宿を取った意味がありません。夕方(8時くらいなのだが、明るいので夕方)から、パブでビールタイムです。木の梁と蜂蜜色の石づくりの壁に囲まれた、なんとも歴史を感じるパブの中にいて、大満足であります。


ビールは、カウンターのビールポンプのところまで行き、これは全部ローカルビールなのか?などと少し質問すると。もちろんだ。これはエールのダークで。。。とポンプの数だけ説明してくれます。

ビールをじっくり時間をかけて飲んで、しばらくたった後、お食事(ステーキ)をいただきました。今日の車から、牛を見たので、ステーキです。ウッ!うまい。
この店は、星は取っていませんがミシュランガイドに掲載されているお店で、お店の窓には、ミシュランガイドのマークが貼ってあります。食事も終わりに近づく頃、近所の親父たちが集まってきて、パブは賑やかになってきました。親父たちは、決して座らず立ったままビールを飲んでいます。パブが混雑してくると、テーブルと椅子を立飲みの親父たちが取り囲むという具合になって来ました。活気があってよいパブです。

部屋に戻っても、親父たちの歓談は続き、静かな部屋とは言い難い状態でしたが、閉店時刻の11時にはピタッと声が無くなりました。ブーンというモーター音がしていましたが、自室の換気扇とパブの換気扇のようです。、朝には音が止まっていました。

朝ごはんは、Full English Breakfastで、量はこの旅の中で最大でした。。。

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