2008年11月27日木曜日

翼の無い飛行機 Florence to Roma AZ1682

Firenze(Florence)空港に着くと、Roma AZ1682 Cancel の文字が輝いていました。えぇぇ?キヤンセルかいなぁ。
トホホな思いでアリタリア航空のカウンターに行くと、お姉さま達が待っていたぞとばかりに、手続きを開始。どっどうなってんの?コンピュータに向かいながら、カチャカチャと。。。。ボーディングパスが発券されています。ををっ!。。Cancelは見間違いか、それともパリ経由か???などど思いを巡らせていたら、お姉さんが説明モードに入りました。
「本日のフライトはキャンセルさせれました。でも任せてください。あなた達をローマに届けます。成田への乗り換えもバッチシです。」
と。。。「成田へは今日じゃないよ。」
e-tiket確認「あぁ本当だなら安心だ。」
「どうやって行くの」
「バスだ。もう来ている。」
「ひえぇぇ!時間かかるんとちゃうん?」
「まぁ3時間ぐらいかな。普通で。」
「ええぇぇ。飛行機なら50分でっせ。姉ちゃん」
「バスです。もう来ている。急げ。走れ。階段を下りて右に行けば判るから。」
(実はこの辺の会話は何をどう言っていたのか記憶にございません)
この場合、既に手配してくれているのだから、素直にバスに乗ったほうが得策だろうと、ボーディングパスを受け取って言われたとおり、静々とバスが待っている場所へ向かいました。が、案の定バスなんて居やししない、荷物を持ってボケッとしている兄ちゃんが居るが、同じ境遇なのかなぁ。と思いながら、バスを探す。が、、、居ない。ひえぇっ!走れと言われたのに静々と動いたのがいけなかったのか!!!っと、不安になり、カウンターに戻ろうとしたら、先ほどの地上スタッフが歩いてきます。一言、「付いて来な!」ハイハイもうこうならどこまででも付いていってやる。と決心して、付いていくとお姉さん曰く、「あれ?来てないなぁ。。なら待つか。。」ハイハイ待ちますよ。と、非常~に長く思える数分を過ごしたあと、バス到着。えっ!バスって観光バスと違いますの???コチとら待ってる間に3時間のバスの旅に備えて、お菓子まで準備したんでっせ。なんと、9人乗りのワゴンでした。乗客16名なので運転手と合わせてぴったり2台分の18名。CAは乗りません。「はぁい。長らくお待たせしましたこれよりご搭乗の最終案内です。チケットを見せてください。」こうしてボーディングパスは半券になりました。「荷物は自分で載せてね。」ハイハイなんでもしますよ。と思いつつ、「運ちゃん、載せといて。」と、やってもらいました。こうして、約3時間遅れで、無事にローマに到着したのでした。本当は、ホテルには明るいうちに到着して近くを散策の筈が、夜遅くになってしまいました。トホホ。
後から半券を確認すると AZ905 という便名に変わっていました。しっかり、航空運賃を取るのだから、偉いというか何というか。計画時には、フィレンツェからローマへは、電車での移動を考えましたが、飛行機の方が安かったので、つい飛行機を選んでしまいました。結果、電車の方が確実でした。アリタリア航空に対しては、色んな人が小言を言っていますが、やっぱりアリタリアさん良くやってくれます。

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