2008年4月7日月曜日

マリオット・バケーション・クラブの説明会

マリオット・バケーション・クラブ・アジア・パシッフィク(Marriott Vacation Club Asia - Pacific)の説明会に行ってきました。
場所は、ホテルニューオータニ。5月15日以降はリッツカールトン東京の33階にオフィスを構えてそこでやるのだとか。

すごい概略
0.マリオット(Marriott)グループのバケーション・クラブというカテゴリ
1.$30,000-一括払いで、48年間にわたり、1年ごとに30,000クラブポイント分の宿泊ができる。30,000クラブポイントで、大体、一週間程度バケーションクラブに宿泊できる(時期と部屋の大きさによって異なる)
2.1年ごとに$750の管理費が必要

3.アジア・パシフィックが持っているクラブリゾートは、8箇所。新しいロケーションを増やす予定
4.(3.)以外の提携ホテルに宿泊する場合は、$100~150必要
5.使わなかったポイントは、マリオットリワードポイントに5倍のレートで移行できる。(年間30000*5=150,000ポイント)
6.移行には、$104-必要
7.相続可能
8.今は、ドルが安いのでお得
9.現在のマリオット・バケーション・クラブ・アジア・パシッフィク会員数は、数千。
10.マリオット・バケーション・クラブの会員数は、370,000人(米国人60%, 欧州人30%, その他10%)
11.部屋数は、8箇所合わせて約800室。

多少の考察
1.コスト
10年 $30,000 + $750*10 = $37,500-(¥4,200,000 ¥112/$)
20年 $30,000 + $750*20 = $45,000-(¥5,040,000 ¥112/$)

1年ごとに1回利用したとして、20年で元を取ろうとした場合、年間約25万円の宿泊費に相当。
ホテルの通常料金でも結構いい部屋に泊まれますよね。

2.宿泊予約の容易性
バケーションクラブの年間宿泊容量
800室 × 52 = 41,600 (室×週) つまり、41,600メンバーが予約可能。

一方、この施設を利用できるタイムシェアシステムの会員は370,000人いるので、
  41,600 ÷ 370,000 = 11%

ん?聞き間違えたかな。。。と思うぐらい少ないのですね。こりゃ相当前から予約するか、$100程度を支払って他の施設を利用するのかな。
マリオットリワードポイントに移行するのであれば、当然上級会員にもなるだろうし、270,000ポイントを使用して宿泊すると提携航空会社の120,000マイルもらえるというアワードがあるので、これを永遠に使えれば検討の価値ありですね。
ポイントとかマイレージとかは、一方的に規約を変更できるところが、大きなリスクですね。

結論
実際に体験宿泊をできるところもあるので、体験してみよう。ということで、今回は契約しませんでした。
ヒルトンとか、スターウッドとかも同じようなプログラムもあるし、JAL子会社も協賛しだしているので。良く検討することにしました。

2 件のコメント:

Eri さんのコメント...

たろさん、
突然メールいたします。マリオット•バケーションクラブ、アジア•パシフィックの営業担当で、なおかつ20000ポイントを購入している者ですが、面白く読ませていただきました。一つだけ間違っておられると思うのは、現在の会員数(メンバー数)です。37万人なのは、タイムシェアシステムの会員で、アジア•パシフィック自体はまだ2年前からの販売なので数千軒だと聞いています。また、提供部屋数に関しては、これからも新しいロケーションを増やして行きます。訂正をよろしくお願いいたします。

Unknown さんのコメント...

Eri-san, コメントありがとうございました。本文は訂正しましたよ。もうすぐ新東京オフィスオープンですね、がんばってください。